ジェイファーマ、LAT1阻害薬ナンブランラトの米国第3相試験開始に向けて準備中
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-13 7:00)
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トランスポーターを標的とした創薬を手掛けるジェイファーマ(横浜市、舛屋圭一代表取締役Co-CEO、吉武益広代表取締役社長)が、同社のメインパイプラインであるL-タイプアミノ酸トランスポーター1(LAT1)阻害薬ナンブランラトの、胆道がん2次治療を対象とした米国第3相臨床試験を2025年中に開始する計画だ。2025年11月には、最初の患者を登録予定としている。
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ベンチャー探訪、Good Hero Therapeutics、全身投与可能な腫瘍溶解性ウイルスの実用化を目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-13 7:00)
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Good Hero Therapeutics(グッドヒーローセラピューティクス、東京・港、内海貴夫代表取締役CEO)は、ウイルス療法によるがん治療薬の開発と、遺伝子治療関連技術開発を手掛けるスタートアップ。現在特に注力しているのは、腫瘍溶解性単純ヘルペスウイルス(oncolytic HSV、以下oHSV)の開発だ。ウイルス療法を生み出すプラットフォームとして技術導出を狙うとともに、プラットフォームの有用性を示すためにパイプラインを創製し、その開発を進めている。2023年9月に、内海CEOと、宮川世志幸(よしたか)取締役CSO、内田宏昭取締役CTOの3人で共同創業した。
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中国CirCode社、虚血性心疾患に対する環状RNA医薬候補のINDをFDAから取得
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-13 7:00)
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中国CirCode Biomed(サーコード・バイオメド)社は2025年5月31日、米食品医薬品局(FDA)から虚血性心疾患を対象とする環状RNA医薬候補(開発番号:HM2002)の臨床試験実施申請(IND)が認可されたと発表した。中国では2025年1月10日に、国家薬品監督管理局(NMPA)から、HM2002の臨床試験申請に対する認可が得られている。
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アッヴィ、片頭痛への経口CGRP阻害薬や加齢黄斑変性への遺伝子治療を後期開発中
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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米AbbVie(アッヴィ)社の日本法人であるアッヴィ合同会社は2025年6月11日、記者会見を開催。2024年11月に新社長として就任したTiago Campos Rodrigues社長と、2025年6月1日付けで開発本部本部長に就任した藤野忠広氏が国内でのパイプラインの状況や今後の開発戦略について説明した。その中で、片頭痛に対する経口のカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)阻害薬(一般名:atogepant)が承認申請中であることや、滲出性加齢黄斑変性に対するアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いた遺伝子治療薬(開発番号:ABBV-RGX-314)が第3相試験中であることなどを紹介した。
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仏OSE社が主導する産官学連携プロジェクト、次世代mRNA LNP製剤の開発を推進
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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フランスOSE Immunotherapeutics(OSEイミュノセラピューティクス)社は2025年5月21日、フランスInside Therapeutics(インサイド・セラピューティクス)社、フランスMiNT Laboratory(ミント・ラボラトリー)社と戦略的提携契約を締結したと発表した。脂質ナノ粒子(LNP)を送達媒体とする新たなmRNA医薬の開発を推進する。OSE社は130万ユーロ(約2億円)の非希薄化資金を取得し、3社共同事業体として取り組む「HexARN」と呼ぶ36カ月のプロジェクトを主導する。同プロジェクトの資金は、フランス政府が推進しているプラン「France 2030」を介して拠出された。
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米iTeos社、抗TIGIT抗体の有効性基準未達でがん免疫療法の資産売却し事業縮小
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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米iTeos Therapeutics(アイテオス・セラピューティクス)社は2025年5月28日、経営戦略の包括的見直しの一環として、事業を縮小する方針を発表した。同社の取締役会は、株主の価値を最大化するとして、事業を停止する方向で検討している。開発パイプラインの知財権を含む資産を売却し、その収益を株主の短期的価値として提供する予定だ。
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スタートアップを読み解く点と線、成功から凋落へ、米bluebird bio社に見る米国流の創薬エコシステム(中編
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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米bluebird bio(ブルーバード・バイオ:BB)社は、遺伝子疾患からがんのキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法へのピボットに成功し、時価総額75億ドル(当時の為替レートで約8280億円)にまで成長した。米Celgene(セルジーン)社(現Bristol Myers Squibb〔ブリストル・マイヤーズ スクイブ〕社)と組んで開発したBCMA標的のCAR-T療法「Abecma」(イデカブタゲン ビクルユーセル)は、2021年に米食品医薬品局(FDA)の承認を受け、一時は順風満帆にみえた。
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【開催告知】創薬イノベーションの未来を展望するオンラインセミナー、モダリティ動向も標的探索技術も分か
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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日経バイオテクでは、2025年7月28日(月)、29日(火)の2日間、全6セッションの多彩なプログラムをお届けするオンラインセミナー「日経バイオテクDAYS」を開催します。
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World Trend欧州、欧州で進む細胞治療の製造革命、分散型の普及が描く近未来
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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欧州で細胞治療の製造コンセプトの再定義が進みつつある。キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法に代表される個別化治療の普及を背景に、治療製品を患者の近くで製造する「分散型製造(Decentralized Manufacturing)」が医療現場に急速に浸透しつつあるのだ。
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早期臨床開発に力を入れるがん研有明病院、2024年度の治験新規契約は100件超え
from 日経バイオテクONLINE
(2025-6-12 7:00)
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がん研究会有明病院が、がん治療薬などの早期臨床開発に力を入れている。企業治験や医師主導治験の新規契約数は、2024年度に初めて100件を超え、新規組み入れ患者数も428例に上った。先端医療開発科の北野滋久部長と先進がん治療開発センター(Center for Development of Advanced Cancer Therapy:CDACT)の石?秀信センター長が、2025年5月16日、本誌の取材に応じた。
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