ズームアップ、ゲノム編集食品、2024年は2年ぶりの新製品販売と海外進出の動き
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-27 7:00)
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日本におけるゲノム編集食品の開発状況などの動向を、特定非営利法人「くらしとバイオプラザ21」常務理事の佐々義子氏にまとめてもらった。2024年は2年ぶりに新たなゲノム編集食品が発売された上、国内で開発されたゲノム編集食品が海外に進出する兆しも見られた。
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Merck社、抗TROP2抗体薬物複合体sac-TMTが米国で画期的治療薬の指定獲得
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-27 7:00)
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米Merck(メルク、日本ではMSD)社は2024年12月3日、米食品医薬品局(FDA)が、チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)およびプラチナベースの化学療法中に、または治療終了後に進行を見た、上皮成長因子受容体(EGFR)変異(19delまたはL858R)陽性で進行性または転移性の非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象として、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)であるsacituzumab tirumotecan(sac-TMT)を画期的治療薬に指定したと発表した。
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伊Resalis社、miR-22標的アンチセンス薬の肥満症とMASLD/MASHでの開発目指し第1相開始
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-27 7:00)
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肥満症など代謝関連に特化したRNA医薬を開発しているイタリアResalis Therapeutics社は2024年12月3日、創業後初の開発品(開発番号:RES-010)の第1相臨床試験を開始し、1例目の被験者に投与したと発表した。RES-010は、ノンコーディングRNAの1つであるマイクロRNA-22(miR-22)を標的とするアンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)で、肥満症、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)/代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)を適応候補としている。第1相試験では健常、体重過多、中等度肥満症の被験者計80例を登録し、安全性、薬物動態などを中心に評価する。
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2024年、記者が選んだイチオシ記事、アルツハイマー病の研究開発は新しいステージに
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-27 7:00)
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日経バイオテク編集部の黒原由紀です。2024年も、様々な方々を取材させていただき、誠にありがとうございました。個人的に印象に残っているものの1つが、2024年9月に掲載した、アルツハイマー病の研究開発に関する記事です。2023年12月にエーザイの抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体「レケンビ」(一般名:レカネマブ)が国内で発売されたことを受けて、実臨床にはどのような影響を及ぼすのか。そして、アルツハイマー病治療薬の研究開発はどのように進展していくのか――。そう考えながら取材に臨みました。
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ペプチドリームのR&D説明会、自社開発の放射性医薬品は第1相開始に向けて準備中
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-27 7:00)
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ペプチドリームは2024年12月12日、R&D説明会をオンラインで開催した。放射性医薬品の領域では、標的型放射性治療薬(TRT)の市場が急速に成長していると説明し、自社開発のペプチド医薬のファースト・イン・ヒューマン試験が初めて開始されたことなどを説明した。放射性医薬品以外では、肥満症などを対象に開発中のマイオスタチン(成長分化因子8[GDF8])阻害薬の状況などについて報告した。
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英AlveoGene社、 吸入型遺伝子治療薬候補AVG-002 が遺伝性SP-B欠乏症対象にFDA から希少疾病用医薬品指定を
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-26 7:00)
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希少疾患に対する吸入型遺伝子治療薬を開発している英AlveoGene社は2024年12月3日、米食品医薬品局(FDA)が、先天性のサーファクタント蛋白質 B(SP-B)欠乏症を対象として同社が開発中の新規吸入型遺伝子治療薬候補AVG-002に希少疾病用医薬品指定 (ODD) を与えたことを明らかにした。AVG-002は2024年11 月にFDAから希少小児疾患指定を受けていた。
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米Olema社、エストロゲン受容体標的薬の乳がん第3相併用試験でNovartis社と協力へ
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-26 7:00)
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米Olema Oncology社は2024年12月2日、スイスNovartis(ノバルティス)社と臨床試験協力と試験薬供給に関する契約を締結したと発表した。Olema社の乳がん治療薬候補である経口低分子薬(palazestrant、開発番号:OP-1250)の第3相試験(OPERA-02試験)で、併用薬として用いるNovartis社のリボシクリブの供給を受ける。またOlema社は同日、新旧投資機関および認定投資家と有価証券売買契約を締結し、総額約2億5000万ドル(約379億円)分の普通株式を私募で発行する資金調達を行うことを明らかにした。
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ズームアップ、遺伝子組換え作物・食品、2024年は蛍光蛋白質シルクの発売やスギ花粉米で動き
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-26 7:00)
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日本における遺伝子組換え作物の栽培状況や規制状況などの動向を、特定非営利法人「くらしとバイオプラザ21」で常務理事を務める佐々義子氏にまとめてもらった。2024年は遺伝子組換えカイコによる新たな製品が発売された他、スギ花粉米の開発で久しぶりに動きがあった。
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投資分野の人気記事ランキング、1位はベルギー発の連載で取り上げたリーダー論
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-26 7:00)
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年末年始の特別企画として、2024年1月1日から12月17日までに日経バイオテクONLINEで公開された投資分野の記事のうち、会員のクリック数が多かった100本をランキングしました。上位には、製薬企業やスタートアップの導出契約や年収などを分析した記事が並びました。読み忘れた記事は残っていないでしょうか。年末年始にぜひチェックしてみてください。
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Meiji Seikaファルマ、レプリコンワクチンに関する名誉毀損で原口一博衆議院議員を提訴
from 日経バイオテクONLINE
(2024-12-26 7:00)
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Meiji Seika ファルマは2024年12月25日、立憲民主党に所属する衆議院議員である原口一博氏を提訴すると発表した。同社は記者会見を開催し、記者会見終了後に東京地方裁判所に訴状を提出した。同社や同社が開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する自己増幅型のmRNAワクチン(レプリコンワクチン)である「コスタイベ」(一般名:コロナウイルスRNAワクチン)に対して原口氏がSNSなどで名誉毀損の発言を行ったと主張している。
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