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Novartis社、アルツハイマー病のリスク因子保有者対象にグローバル試験
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-23 8:00)
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スイスNovartis社は、アルツハイマー型認知症の発症抑制に向け、βセクレターゼ切断酵素(BACE)阻害薬、CNP520(開発番号)の臨床開発を本格化させている。現在は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高いApoE4遺伝子を保有する高齢者を対象に日本を含めたグローバルで臨床試験を実施中だ。2018年10月10日、スイスNovartis Pharma社で神経科学領域の開発を担当するAna Grafグローバルプログラムヘッドと、米Banner Alzheimer's Instituteアルツハイマー病予防イニシアチブのJessica Langbaumアソシエイトディレクターが本誌の取材に応じた。
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【日経バイオテクONLINE Vol.3030】、Mmの憂鬱、核酸医薬時代を脅かす未知の毒性
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-23 8:00)
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これまで日米欧で合計8種類の核酸医薬が誕生しました。気の早い読者の中には核酸医薬の時代に突入したと判断する方もいると思いますが、果たしてそうでしょうか? まだまだ未知の毒性と薬物送達システム(DDS)の問題は未解決であると考えています。革新的なモダリティ故の生みの苦しみはこれから始まるのです。DNA/RNA2本鎖ヘテロ核酸という革新的な核酸医薬によって脳内にも核酸医薬を伝達する可能性を開いた東京医科歯科大学の横田隆徳教授ですら「まだ毒性の問題は解決すべき課題として残る」と、2018年10月18日に開催された日本医療研究開発機構(AMED)「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業」の成果報告会で指摘しています。今回は核酸医薬の毒性に焦点を当てます。
◎関連記事
欧米でsiRNA医薬発売、素直に喜べぬ舞台裏
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/18/09/05/00374/?ST=wm
核酸医薬に未来を見た
https://bio.nikkeibp.co.jp/atclwm/column/17/04/26/00198/?ST=wm
“ALN-RSV01のフェーズ2B臨床試験失敗”の深刻さ
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20120618/161649/?ST=wm
siRNA医薬のフェーズIII試験は失敗したのか?
https://bio.nikke ...
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環境省プラ小委員会でレジ袋有料化の方針、バイオマスプラには追い風
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-23 8:00)
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レジ袋を有料化する方針が定まった。環境省は2018年10月19日、中央環境審議会循環型社会部会のプラスチック資源循環戦略小委員会(第3回)を開催。レジ袋などの無償配布を禁止することなどを盛り込んだ「プラスチック資源循環戦略」(素案)を事務局が提示し、出席した委員からは概ね賛同が得られた。11月中旬に開催予定の第4回プラ小委員会で再度議論するが、年内にパプリックコメントを募集して、2020年度以降にスーパーだけでなくコンビニエンスストアなど小売り各店でレジ袋を無料で提供することができなくなる。
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Oncology◎WCLC2018・肺癌、肺癌への免疫チェックポイント阻害薬に新たな強いエビデンス
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-23 0:00)
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(編集部注)2018年9月にカナダ・トロントで開催されたIASLC 19th World Conference on Lung Cancer(WCLC2018)に参加した医師に、レビューをしていただいた。
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米研究者、in vivoでマウス成体ニューロンを直接リプログラミング
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-22 8:00)
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米Texas大学Southwestern Medical CenterのChun-Li Zhang氏らは、in vivoで、成体マウスの抑制性ニューロンである中型有棘神経細胞をドパミン産生ニューロン様細胞(iDALs)に直接リプログラミングさせることに成功した。詳細は、Stem Cell Reports誌オンライン版に2018年10月11日に報告された。
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日経デジタルヘルスより、遺伝子分析で商品をレコメンド、ゼノプランジャパン
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-22 8:00)
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ゼノプランジャパンは、「デジタルヘルスDAYS 2018」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)で企業向け遺伝子分析サービスを紹介した。顧客企業の商品やサービスに合わせて、遺伝子分析の内容をカスタマイズするのが特徴。サプリメントの企業であれば、ダイエット関連の遺伝子を分析して最適な商品のレコメンドにつなげる。
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英Oxford Nanopore社、MinIONにリアルタイムデータ解析デバイス「MinIT」を追加
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-22 8:00)
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英Oxford Nanopore Tehcnologies社は、2018年10月10日、ポータブルなリアルタイム・シーケンス・デバイスMinION(関連記事1、関連記事2)のアクセサリとして「MinIT」が登場したことを明らかにした。
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厚労省、再生医療新法施行規則の一部を改正へ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-22 8:00)
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厚生労働省は、再生医療等の安全性の確保等に関する法律(再生医療新法)の施行規則(厚生労働省令第110号)を近く改正する。2018年11月末にも交付し、2019年4月1日から施行する予定だ。同省令の改正は、2017年4月に施行された臨床研究法と整合性を図る目的と、現行の運用上の課題の改善を図る目的で実施される。厚労省は、2018年10月19日、第34回厚生科学審議会再生医療等評価部会を開催。厚労省は、同省令の再生医療等提供基準の改正案について審議し、了承した。
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スイスCRISPR社と米Vertex社、鎌状赤血球症のゲノム編集療法が米国PI/IIを開始へ
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-22 8:00)
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CRISPR Therapeutics社とVertex Pharmaceuticals社は、2018年10月10日、同年5月に米食品医薬品局(FDA)から臨床試験を差し止められていたゲノム編集療法CTX001について(関連記事、臨床試験開始許可申請(IND)が受理されたと発表した。鎌状赤血球症(SCD)を対象に2018年末までのフェーズI/II開始に向けて準備を始めたことを明らかにした。
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広く相同組換え修復不全を指標にPARP阻害薬オラパリブの有効性を評価
from 日経バイオテクONLINE
(2018-10-22 8:00)
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東京大学大学院産婦人科学講座・生殖腫瘍学の織田克利准教授らのグループが、高異型度卵巣癌患者を対象に、相同組換え修復異常(HRD)の有無を指標とした分子標的薬オラパリブの有効性を検証する医師主導治験(フェーズII)を近く開始する。オラパリブはポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)阻害薬の1つ。BRCA1/2遺伝子変異がある卵巣癌患者に有効であることが知られ、「白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌の維持療法」を効能・効果にアストラゼネカが「リムパーザ」の製品名で販売している。織田准教授は「BRCA1/2変異以外の患者の中にもオラパリブが有効な、HRDを持つ患者がいるはず」と考え、全エクソンシークエンス解析によるHRDをバイオマーカーとする新しい治験を計画したもの。治験により有効性が検証されれば、癌ゲノム解析により治療感受性バイオマーカーを探す試みに全く新しい方法が加わることになる。同准教授は、計画の詳細をパシフィコ横浜で開催される第56回日本癌治療学会学術集会「特別企画シンポジウム5」(2018年10月19日8:30から10:00)で発表する。
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