ベンチャー探訪、LIFESCAPES、ブレイン・マシン・インターフェースで手指運動のリハビリを補助
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-19 7:00)
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LIFESCAPES(東京・港、牛場潤一代表取締役)は、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)を活用して、運動機能のリハビリを補助する医療機器の開発を手掛ける慶應義塾大学発スタートアップだ。同大理工学部生命情報学科教授を務め、アカデミアで長年BMIの研究に携わってきた牛場代表取締役が、「アカデミアでの研究成果を社会実装して、患者の元に届けたい」という思いを胸に、2018年5月に同社を設立した。
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武田薬品R&DトップのAndrew Plump取締役に聞く、事業構造再編の狙いは?
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-19 7:00)
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武田薬品工業の研究開発(R&D)部門のトップに就任して9年が経過したAndrew Plump取締役リサーチ&デベロップメントプレジデントにインタビューした。2023年度は米食品医薬品局(FDA)から新規の3品目で承認を取得するなど成果も上がりつつある一方で、「小粒の製品ばかりで、エンティビオの特許切れを補えるのか?」と指摘する声も聞こえる。研究開発の進展に対する自己評価、2024年度に予定している事業構造再編の狙いなどを聞いた。
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欧州の中心、ベルギーの起業家育成スクールから現地報告(15)、グローバル市場で勝つための知財戦略と中国
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-19 7:00)
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2024年2月17日、スペイン・ジローナ――。冬の雨続きのベルギーとは対照的に、青空が広がり快適な気候である。石畳の路地には、黄色と赤のしま模様に星を配したカタルーニャ独立旗が翻っている。白壁に囲まれた旧市街を散策した後、車で地中海に面した砂浜へと向かう。海の青さに魅せられ、水中へ飛び込んだものの、寒さに身震いして岸に上がり、体を乾かす。その後、葉の付き始めた木々が茂るピレネー山脈を望むバーベキュー場へ向かった。カタルーニャの名物料理、焼けたCalçots(長葱)の黒焦げの皮を剥がし、Salsa Romesco(ロメスコソース)に浸し、空を見上げて口に放り込む。焼いたパンにガーリックとトマトを擦り込んだPan con tomateを食べる手も止まらない。自然を満喫し、お腹まで満たしてからジローナのスーパーに入ると、色とりどりの棒付きキャンディー「Chupa Chups
」が目に飛び込んできた。
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日揮HDがバイオものづくり研究開発拠点を新設へ、水素細菌の研究開発を加速
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-19 7:00)
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日揮ホールディングス(日揮HD)は2024年7月17日、神戸市のポートアイランドにバイオものづくりの研究開発拠点「バイオプロセス研究所(JBX)」を新設することを決定したと発表した。まずは1棟目(JBX1)を建設する。JBX1は3階建てで、延床面積は約4000平方メートルとなる見込み。JBX1には、数リットルから数百リットルの培養槽を複数設置する計画だ。JBX1の着工は2024年8月、竣工は2025年12月を予定している。
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FDA、医療製品に関する誤情報の拡散防止に取り組む業界向けのガイダンス案を更新
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-19 7:00)
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米食品医薬品局(FDA)は2024年7月8日、承認/認可済みの医薬品・医療機器に関する誤情報に自主的な対策に取り組んでいる業界を支援するため、2014年6月に発出したガイダンス案を更新し、最新の推奨事項を明記した改訂版を発表した。「医療機器と処方薬に関する誤情報への対応:質問と回答へのガイダンス(Addressing Misinformation About Medical Devices and Prescription Drugs Questions and Answers Guidance for Industry)」と題する改訂版は、先の草案に対して寄せられたコメントを含めた関係者からのフィードバックに基づき、FDAの考察を加えて作成された。この改訂版に対しても今後60日間、パブリックコメントを受け付けている。
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米Insmed社の経口DPP1阻害薬が気管支拡張症の第3相で肺増悪リスクを低減、承認申請へ
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-19 7:00)
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米Insmed(インスメッド)社は2024年7月3日、ジペプチジルペプチダーゼ-1(DPP1)阻害薬(brensocatib、開発番号:INS1007)の非嚢胞性線維症(非CF)気管支拡張症を対象とした第3相臨床試験(ASPEN試験)の52週間の最新データを発表した。brensocatibの10mg、25mgの両用量群ともに主要評価項目の達成が中間解析時から持続し、肺増悪リスクがプラセボ群より約20%低下した。同社は7月4日、探索的評価項目を含めた解析結果の詳細を気管支拡張症世界会議(WBC:World Beonchiectasis Conference)で発表した。
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日本核酸医薬学会第9回年会、神戸天然物化学、スプライシング開始阻害型アンチセンス核酸を創製
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-18 7:00)
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日本核酸医薬学会第9回年会が2024年7月15日から18日、仙台で開催され、「シンポジウム2(生物)」で神戸天然物化学の前田和宏氏が講演。筋萎縮の症状を呈する疾患を対象としたスプライシング開始阻害型アンチセンス核酸について発表した。
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中国Origin Agritech社、中国農業大学と高密度で栽培できる組換えトウモロコシを作出
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-18 7:00)
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中国Origin Agritech(オリジン・アグリテック)社は2024年6月12日、同社のトウモロコシ誘導系統遺伝子編集技術を使用して、葉が高密度栽培に適した付き方になるトウモロコシ近交系が開発され、これに関わる論文がNature誌に同日掲載されたことを明らかにした。
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東大など、心不全に治療用ワクチンでアプローチできる可能性を示唆
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-18 7:00)
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東京大学大学院医学系研究科先端循環器医科学講座の加藤愛巳(まなみ)特任助教らは2024年7月12日、モデルマウスの心不全を改善する治療用ワクチンの作製に成功したと発表した。根本的な治療法がない心不全に対して、新しい治療法となる可能性が示唆された。
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スウェーデンSobi社、慢性難治性痛風に対するSEL-212のローリング申請を開始
from 日経バイオテクONLINE
(2024-7-18 7:00)
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スウェーデンSwedish Orphan Biovitrum社(Sobi社)社は2024年7月2日、慢性難治性痛風治療薬候補SEL-212について、米食品医薬品局(FDA)に対する生物製剤承認申請(BLA)の段階的提出(ローリング申請)を開始したと発表した。
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