Wmの憂鬱、再生医療や遺伝子治療が求める診療報酬の革命【日経バイオテクONLINE Vol.2447】
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 16:40)
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とうとう皆さんに、5月11日、新宿の京王プラザで開催されたHTA(医療技術評価)の国際会議、HTAi2016の報告をお届けします。まだ生煮えの理解ですので、誤りがありましたら遠慮なくご指摘願います。今回のセッションで英国のNational Institute for Health and Care Excellence(NICE)を代表してNICE科学諮問部のLeeza Osipenko副部長が座長を務めた「Adapting HTA Methods To Make Evidence-Based Decisions On The Value Of Cell And Gene Therapies (WS14)」からご報告いたします。私の心に刺さった言葉は「新しい支払方法を編み出さなくては、再生医療や遺伝子治療を患者さんに持続的に届けることはできない」という言葉でした。私共は薬価を単年度で考えていますが、こうした思考方法では同じパイを利害関係者が奪い合う、極めて論理的ではなく、暴力的で近視眼的な争いが起こります。しかし、これを繰り返すだけでは、治癒を可能とする免疫チェックポイント阻害剤や遺伝子治療、再生医療を社会が受け入れ、国民の幸せを実現することは出来ません。そろそろ財務省も頭を使う時です。政治的な都合のよい財源として薬剤費や医療費をもてあそんでいるだけでは、世界 ...
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J-TEC、2017年3月期の黒字化目指す
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 1:00)
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ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)は2016年5月16日、2016年3月期の決算説明会を行った。自家培養皮膚の「ジェイス」、自家培養軟骨「ジャック」共に当初の売り上げ目標には届かず赤字だった2016年3月期から一転、2017年3月期は中期経営計画を1年前倒しして黒字化を目指す。
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JCRファーマ芦田会長、「ライセンス事業を1つの核に」
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:11)
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JCRファーマは2016年5月20日、2016年3月期通期の決算説明会を開催した。同社は近年、これまで培ったバイオ医薬の関連技術や開発経験に基づき、複数の技術プラットフォームを開発し、血液脳関門(BBB)通過技術については複数の企業と提携するなどライセンス活動を活発化させている。芦田信会長兼社長は、「ライセンス事業は将来の1つの核になる。今後はグローバル化を進めたい」と話し、今後ライセンス事業に力を入れる考えを示した。
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ジーンテクノ河南社長、「早期の黒字化を目指す」
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:10)
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ジーンテクノサイエンスは2016年5月20日、2016年3月期通期の決算説明会を開催した。同社は複数の提携先とバイオシミラー(バイオ後続品)の開発を進めているが、バイオシミラー事業の研究開発費は、2017年3月期にピークに達する見通し。河南雅成社長は早期の黒字化を目指す考えを明らかにした。
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Monsanto社、Bayer社から買収提案があったことを認める
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:01)
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米Monsanto社は2016年5月18日、ドイツBayer社からMonsanto社を買収する提案を受け取ったことを明らかにした。Monsanto社の取締役会は金融アドバイザーであるMorgan Stanley社とDucera Partners社、および法律アドバイザーであるWachtell, Lipton, Rosen & Katz社と相談しながらこの提案を検討しているという。Monsanto社は取締役会がその検討を完了するまではコメントをしないとしており、提案の詳細については公表していない。
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2015年度の国内医療用医薬品市場は2年ぶりに10兆円超え
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:00)
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IMSジャパンは2016年5月17日、2015年度の日本の医療用医薬品市場について発表した。2015年度(2015年4月から2016年3月)の医療用医薬品市場は薬価ベースで前年度比8.8%増の10兆8377億8500万円で、2年ぶりに10兆円を超えた。
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米国政府など、マイクロバイオーム研究に1億2100万ドル以上を支給
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:00)
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米国政府のOffice of Science and Technology Policy(OSTP)は、2016年5月13日、連邦政府機関と民間の関係者と共に、National Microbe Initiative(NMI)を開始し、並行して官民合同のマイクロバイオーム研究基金を立ち上げたと発表した。目的は、様々なエコシステムのマイクロバイオームに関する総合的な研究を促進することにある。
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【連載】寛和久満夫の深読み科学技術政策(第119回)、江崎玲於奈の5カ条
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:00)
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核心を捉えて実体を見抜き、豊かな創造力と先見性の下に新しアイデアを生み出す「創造力」、知識を獲得し、それの解析、理解、判断、選択の能力である「分別力」。この創造力と分別力は年齢とともにどのように変化するのか。量子力学的トンネル効果を半導体ゲルマニウムp-n接合において検証し、エサキ・トンネルダイオードを発見し、1973年にノーベル物理学賞を受賞した江崎玲於奈氏は、G7つくば科学技術大臣会合記念シンポジウムで次のように話した。
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グリーンペプタイド、今後はペプチドワクチン以外にも開発領域を広げる
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:00)
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グリーンペプタイドは2016年5月16日、2016年3月期の通期決算について説明会を開催した。同社は現在富士フイルムに導出したITK-1と、自社で米国での治験を開始したGRN-1201の2本のパイプラインがあるが、今期はさらなるパイプラインの拡充を目指しており、久留米大学から継承した抗原の活用の他、他社やアカデミアからの導入も行うことを明らかにした。
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日経デジタルヘルスより、大塚、高血圧治療器具のアジアでの開発権を米社より取得
from 日経バイオテクONLINE
(2016-5-23 0:00)
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大塚ホールディングスは2016年5月16日、米ReCor Medical社の超音波腎デナベーション治療デバイスに関し、日本を含むアジアの10の国と地域における独占開発と商業化の権利を取得することに合意し、契約を締結したと発表した。
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