祝!山中教授のノーベル賞受賞、バイオ産業の浮上に期待【日経バイオテクONLINE Vol.1795】
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 19:00)
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水曜日を担当する日経バイオテク編集長の橋本宗明です。
3連休最終日の夕方に飛び込んできた、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授によるノーベル生理学・医学賞受賞の報には、驚きを感じると同時に、やり方を間えなければ日本のバイオ産業の浮上つながるのではないかと期待を膨らませています。
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シンガポール経済開発庁、POC臨床とバイオものづくりを強化、人材育成に投資
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 17:00)
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シンガポールは、製薬企業の初期臨床試験およびバイオ企業が実施する生物製剤生産へのサポートを手厚くする計画だ。シンガポールは2000年代はライフサイエンス分野の基礎科学へのサポートを強化したが、2010年代はトランスレーショナルリサーチとバイオ医薬生産に必要な資源を集積させ、企業を呼び込みたい考えだ。シンガポール経済開発庁のKevin Lai生物医科学担当ディレクターが、2012年10月9日、本誌の取材で語った。
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呼吸も検知できる超高感度人感センサー/空飛ぶ円盤は(ほぼ)実在した/人間の脳を食べるアメーバ「ネグレ
from 森山和道
(2012-10-10 15:39)
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▼沖電気工業 呼吸レベルの微細な動きを検知する超高感度人感センサー技術を開発 セキュリティ、見守り分野などへの適用を目指す
OKIは、このたび歩行などの大きな動きから呼吸などの微細な動きまでを区別できる人感センサー技術を開発しました。この技術は安静中の人のわずかな動きでも検知できるもので、日常生活における健康面の異常の予兆把握などへ応用が可能です。OKIは本技術のセキュリティや高齢者・要介護者の見守り分野などへの適用を目指します。
(中略)
従来から、マイクロ波電波センサーは一部の人感センサー用途に使われてきました。し ...
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BioJapan2012開幕、20の主催者セミナー中16が札止めの大盛況、12日には山中教授の登壇も
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 13:47)
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2012年10月10日、横浜市にあるパシフィコ横浜で、BioJapan2012が開幕した。9時半から始まった開会式では、BioJapan組織委員会を代表してバイオインダストリー協会の大石道夫会長が主催者挨拶を実施。今年のBioJapanでは新しい機軸を導入し、企画委員会を創設するなどして企画を練った結果、参加者は昨年より3割程度増加、マッチングシステムの利用者は3倍以上に増加、展示場の出展者の数も増え、主催者セミナーも20のうち16が札止めになったことを紹介し、「BioJapanは恐らくアジア最大のイベントになりつつある。これを今後とも発展させていきたい」と強調した。
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ファーマフーズと広島バイオメディカル、韓国ToolGen社の人工ヌクレアーゼ技術のサービス事業を日本で開始
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 13:21)
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ファーマフーズと広島バイオメディカルは、韓国ToolGen社の人工ヌクレアーゼ技術の日本におけるサービス事業を開始した。2012年9月に札幌市で開かれた第71回日本癌学会学術総会で初めて紹介したのに続き、10月10日からパシフィコ横浜で始まったBioJapan2012で展示説明を行っている。
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アサヒグループHDとNARO、ショ糖非資化性酵母を利用した逆転生産プロセスでバイオエタノール生産の砂糖収量
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 12:43)
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アサヒグループホールディングスの豊かさ創造研究所と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構;NARO)九州沖縄農業研究センターは2012年10月9日、砂糖とエタノールの生産順序を従来と逆さまにした「逆転生産プロセス」を開発したと発表した。この逆転生産プロセスは、バイオエタノール生産による食料とエネルギーの同時増産とその生産量の比率を調節することを可能にする新技術だ。技術的な検証を今後実施し、2015年をめどに国内外での実用化を視野に入れ、技術を高めていくことを検討するとしている。
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一夜あけても山中伸弥氏のノーベル賞受賞報道が続く
from 森山和道
(2012-10-10 12:05)
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Tweet ▼ 受賞報道 から一夜あけた今日も、山中伸弥氏は記者会見や挨拶まわりなどで忙殺されてる模様。今日は実際にiPS細胞をさわって研究している人たちがワイドショーでも解説に出ていた。現役の人たちの時間が消費されるのはもったいない気もするし、激しい競争が行われている分野だけあって、誰がこういう役回りを受け持つのかといったこともいろいろ大変なんだろうなと思いながら各チャンネルの様子を眺める。
▼でもまあ、こうやって、とにもかくにも「iPS細胞」とか「分化」といった言葉が徐々に浸透していくのは、この分野の将来にとって、悪いことではないはず。長期的に見れば。そして本当に役に立つまでにはまだまだ時間がかかるわけで、短期的な競争に勝ちつつ、長期的な目ももって、研究を進めてほしいなと思う。
▼受賞報道で少し気になったのが、「久しぶりの明るいニュースでした」と複数のキャスターが言っていたこと。局を問わず。必ずしも明るいニュースがないわけではないと思うのだが、報道関連ではそういう雰囲気なのかな。キャスターだけではなく、ゲストたちも普通にうなづいていた。たしかに、景気は良くないが。
▼実験医学online 【期 ...
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2012年ノーベル物理学賞は量子光学に フランスのセルジュ・アロシュ氏、アメリカのデビッド・ワインランド
from 森山和道
(2012-10-10 11:45)
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Tweet ▼ノーベル物理学賞はフランスのセルジュ・アロシュ氏、アメリカのデビッド・ワインランド氏に贈られると発表された。
▼プレスリリース The 2012 Nobel Prize in Physics Serge Haroche, David J. Wineland
▼毎日 ノーベル物理学賞:米仏2氏に…量子測定、画期的手法開発
スウェーデン王立科学アカデミーは9日、12年のノーベル物理学賞を仏コレージュ・ド・フランスのセルジュ・アロシュ博士(68)と、米国立標準技術研究所のデービッド・ワインランド博士(68)の2氏に授与すると発表した。授賞理由は「個々の量子(りょうし)系の測定や操作を可能にする画期的な手法の開発」。この手法により、極めて正確な「光時計」の開発や、飛躍的に処理能力が伸びると期待される量子コンピューターの開発に貢献したことが高く評価された。
(中略)
量子とは光や電子、原子などの総称だ。2氏は、これらの量子に電磁波や光を当てて一つずつ操る手法を別々に開発。この技術で、標準時決定に使われているセシウム原子時計の100倍正確な「光時計」が実現した。宇宙が始まったとされる「ビッグバン」から140億年が経過してもわずか5秒しか狂 ...
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ノーベル化学賞の発表は日本時間本日18時45分、藤嶋学長が有力候補の東京理科大は16時半から受け付け、酸化
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 9:09)
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2012年のノーベル化学賞は、日本時間で2012年10月10日18時45分に発表される。藤嶋昭・東京理科大学学長/東京大学特別栄誉教授/神奈川科学技術アカデミー最高顧問が「酸化チタンの光触媒反応の発見」で、ノーベル化学賞の有力候補とされている東京理科大では、16時30分から神楽坂キャンパスの大会議室で報道関係者などの受け付けを開始する。ノーベル化学賞受賞の場合には19時から記者会見を開く。
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Lilly社、アルツハイマー病抗体医薬のフェーズIIIデータの詳細分析結果を公表
from 日経バイオテクONLINE
(2012-10-10 9:00)
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米Eli Lilly社は2012年10月8日、アルツハイマー病治療薬候補のソラネツマブ(solanezumab)に関する2件のフェーズIII試験EXPEDITION 1とEXPEDITION 2の詳細なデータを米神経学会(ANA)の年次総会で同日報告した。
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