米Orbital社がシリーズAで365億円調達、RNA医薬の開発を推進
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-19 7:00)
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米Orbital Therapeutics社は2023年4月26日、シリーズAラウンドで2億7000万ドル(約365億円)を調達したと発表した。低分子干渉RNA(siRNA)以外の様式で作用する、高い薬効持続性と組織デリバリー能力を持つRNA医薬の開発に向けて資金を活用する。
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米SAB Biotherapeutics社、ポリクローナル抗体医薬がCOVID-19の第3相で好結果
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-19 7:00)
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米SAB Biotherapeutics社は2023年4月26日、ヒト人工染色体を導入したウシを用いて得られるポリクローナル抗体医薬候補のSAB-185について、SARS-CoV-2オミクロン株に感染した、重症化リスクの高いCOVID-19患者に外来で投与した第3相ACTIV-2試験で、モノクローナル抗体であるカシリビマブとイムデビマブを併用した場合に比べ、症状の持続的な軽減をもたらすことを示した。
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パイプライン研究◎多発性骨髄腫治療薬、多発性骨髄腫治療薬、2022年度のトップ売り上げは「レブラミド」
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-19 7:00)
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ここで2022年度の多発性骨髄腫治療薬の世界市場を振り返ってみたい(表2)。独自調査とGlobalData社のデータも含めて市場を分析した結果、トップ製品は免疫調整薬の「レブラミド」(レナリドミド、BMS社)であった。トップの地位は守ったものの、多発性骨髄腫向けの推定売上高は前年同期比22.2%減の89億8000万ドル(1兆628億円、1ドル=131.50円、以下同)の減収だった。2022年度に独占期間が満了したことが原因である。
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キッズウェル、抗VEGF抗体のバイオシミラーは「想定を超える受注がある」
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-19 7:00)
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キッズウェル・バイオは、2023年5月15日、2023年3月期(2022年4月1日〜2023年3月31日)の決算説明会を開催した。谷匡治代表取締役社長が、同社の収益の中心となるバイオ後続品(バイオシミラー)事業の順調な進展を報告した。さらに、同社が研究開発を進める乳歯歯髄幹細胞(Stem Cells from Human Exfoliated Deciduous Teeth、SHED)に関して、名古屋大学の主導で脳性麻痺を対象とした臨床研究(ファースト・イン・ヒューマン試験)の準備を進めていると話した。
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シンガポールUmami Meats社とイスラエルSteakholder Foods社、培養魚肉を3Dプリントで成形
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-18 7:00)
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培養魚肉の開発を手掛けるシンガポールUmami Meats社は2023年4月24日、イスラエルSteakholder Foods社と共同で、3Dプリンターを使った培養魚のフィレ(切り身)を開発したと発表した。両社は同日、イスラエルで関係者による試食会を開いた。3Dプリンターを使った培養牛肉開発の取り組みは日本国内でも進められているが、両社によると培養魚肉の開発は世界初だという。
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米Arrowhead社、終末糖化産物を減らす吸入RNAi薬の第1相で薬力学的効果を確認
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-18 7:00)
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米Arrowhead Pharmaceuticals社は2023年4月25日、終末糖化産物受容体(RAGE)を標的とする吸入RNAi(ARO-RAGE)医薬の第1/2a相臨床試験の中間解析結果を発表した。健常成人を対象とした第1相パートで、ARO-RAGEが血中や肺のRAGEを最大で約90%減少させたことが確認された。同社が保有するRNAi創製プラットフォーム「Targeted RNAi Molecule:TRiM」の技術理論を反映し、高い標的能による遺伝子ノックダウンと作用持続性が確認できたとしている。
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持田製薬、レクサプロ後発品発売などで長期収載品が減収
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-18 7:00)
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持田製薬は2023年5月17日、2023年3月期(2022年4月〜2023年3月)の決算説明会を開いた。後発品が発売された抗うつ薬「レクサプロ」(エスシタロプラムシュウ酸塩)を中心に長期収載品の売り上げが減少し、新たな収益源としてバイオマテリアル事業や再生医療等製品にも力を入れる方針を示した。
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米Vedanta社、経口マイクロバイオーム薬の開発に向けて145億円を調達
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-18 7:00)
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マイクロバイオーム薬(細菌製剤)の開発に取り組む米Vedanta Biosciences社は2023年4月25日、1億650万ドル(約145億円)の資金を調達したと発表した。同社は経口可能なマイクロバイオーム薬であるVE303の研究開発を進めており、調達した資金で再発性クロストリジウム・ディフィシル感染症(rCDI)を対象とした第3相試験などを実施する予定だ。
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AMEDの第2期医薬品プロジェクト、年間で48件のシーズを企業に導出
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-18 7:00)
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政府の健康・医療戦略推進本部は2023年4月26日に第9回医薬品開発協議会(議長=松尾泰樹内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長)を開催し、日本医療研究開発機構(AMED)の第2期健康医療戦略に基づく医薬品プロジェクトについて、順調に進んでいることを確認した。2022年度は当初の目標を上回る成果が出ている。例えば、企業へのシーズの導出件数は5年間で60件(年間12件)の目標に対して年間で48件を達成し、年間目標を大きく上回る成果をあげた。
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シスメックス、メディカルロボット事業を成長ドライバーに
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-18 7:00)
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シスメックスは2023年5月11日に2022年度(2023年3月期)の決算発表と、2033年までの長期経営戦略、2023年度から2025年度までの3年間の中期経営計画を発表した。2022年度の業績は、売上高が前年同期より12.8%増の4105億円、営業利益が同9.3%増の736億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同3.8%増の457億円だった。2023年度は売上高が前年同期比12.1%増の4600億円、営業利益が同12.7%増の830億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同13.6%増の520億円と、2桁の増収増益を見込んでいる。
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