タカラバイオ、遺伝子・細胞プロセッシングセンター2号棟に3000Lの培養システム導入
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-17 7:00)
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タカラバイオは2023年5月16日、2023年3月期(2022年度)の決算説明会を開催した。2023年3月期の連結業績について、売上高は前年同期比15.4%増の781億4200万円で、過去最高だった。機器や受託製造が前年同期比で減少したものの、検査用の試薬や「RetroNectin」をはじめとした遺伝子・細胞医薬などの製造補助剤の売り上げが前年同期比で増加。特に新型コロナウイルス検査の関連試薬が大幅に伸長した。説明会では、2024年3月期(2023年度)〜2026年3月期(2025年度)の「中期経営計画2025」についても説明があった。
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deleteC、第5回がん治療研究の公募受付開始
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-17 7:00)
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認定NPO法人deleteC(代表理事:小国士朗)は、2023年5月11日より2023年度がん治療研究の公募受付を開始した。今年で5度目の実施となるがん治療研究公募では、2テーマの研究を選出し、総額で1000万円以上の寄付と動画などの啓発コンテンツの制作を通じて、がん治療研究を支援する。
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米Moderna社と米IBM社、mRNA医薬に量子コンピューティングと生成AIを活用
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-17 7:00)
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米Moderna社と米IBM社は2023年4月20日、安全性と有効性の高いmRNA医薬の設計を目指して協力する契約を結んだことを明らかにした。契約に基づいてModerna社は、mRNA医薬の研究開発の進展を加速させるために、量子コンピューティングや生成AI(Generative AI)といった次世代型の技術を活用する計画だ。
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岡山大・農研機構など、柑橘類の品種を迅速・簡便に識別できるDNA検査法を開発
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-17 7:00)
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岡山大学、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)などの研究グループが、柑橘類の品種を簡便かつ迅速に識別できる新たなDNA検査法を開発したと発表した。近年、国内で育成された農作物品種が海外へ流出し、無断栽培されることで、品種の開発者が種苗を育成・販売したり、農業生産者が農作物を生産・販売したりする権利が侵害される問題が多発している。今回開発された技術は、そうした、農作物の持ち出しや持ち込みを見つける水際検査に利用できる可能性がある。論文は2023年4月27日にBreeding Science誌オンライン版で公開された。
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Biogen社、アンチセンス薬tofersenがSOD1-ALS対象に米国で迅速承認を獲得
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-17 7:00)
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米Biogen社は2023年4月25日、同社の核酸医薬である「QALSODY」(tofersen)が、スーパーオキシドジスムターゼ1遺伝子(SOD1)に変異を有する筋萎縮性側索硬化症(SOD1-ALS)を適応として、米食品医薬品局(FDA)によって迅速承認されたと発表した。
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6/10(土)日米現地事情生トーク「現場から見た日米メンタルヘルスケア事情」開催のお知らせ
from さつき会〜東大女子ネットワーク・コミュニティ〜
(2023-5-16 17:00)
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毎回大好評の日米現地事情生トーク 、今回はメンタルヘルスケアをテーマに開催します。 メンタルヘルスケアの現場におられる3人のプレゼンターからのお話をきっかけに、同窓生だからこそ話せる、ここだけの話を忌憚なく語り合いたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
会員でない方も、東大に在籍したことのある、または在籍している女性の方でしたら初回はゲストとしてご参加頂けますので、お声をかけてみてください。
●日時: 6月10日(土)午前10時〜11時30分(日本時間)希望者は12時まで懇談
● テーマ: 「現場から見た日米メンタルヘルスケア事情」
●プレゼンター: 田中靖子さん 弁護士、米国国家認定アドボケイト(National Advocate Credential) 内田舞さん 小児精神科医、Harvard大学医学部准教授、Massachusetts総合病院小児うつ病センター長 内田千代子さん 精神科医
田中靖子さん:
2006経済学部卒。2009年にロースクール修了、司法試験に合格。弁護士として法律事務所に勤務。結婚を機に渡米。2021年、在ヒューストン日本国総領事館との提携により、在米邦人向けの電話相談の窓口を立ち上げる ...
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伊藤勝彦の業界ウォッチ、FDAが大塚製薬の「レキサルティ」を承認、ADのアジテーションで初
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-16 7:00)
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米食品医薬品局(FDA)は2023年5月10日(現地時間)、抗精神病薬「レキサルティ」(ブレクスピプラゾール)のアルツハイマー型認知症(Alzheimer's Dementia:AD)に伴う行動障害(アジテーション:agitation)への適応拡大を承認した。処方箋薬ユーザーフィー法(PDUFA)に基づく優先審査期日は、承認当日の2023年5月10日だった。審査は順調に進んだようだ。
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住友ファーマの決算説明会、AAVの遺伝子治療の第1/2相臨床試験を米国で開始
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-16 7:00)
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住友ファーマは2023年5月15日、2023年3月期の決算説明会を開催した。同社の2023年3月期(2022年4月1日〜2023年3月31日)の連結業績(IFRS)は、売上収益は前年同期比0.8%減の5555億4400万円、コア営業利益は同72%減の163億6400万円。営業損益は769億7900万円の損失、親会社の所有者に帰属する当期損益は745億1200万円の損失だった。2024年3月期(2023年4月1日〜2024年3月31日)で注目されるのは、基幹3製品の売り上げの伸長だ。また今回、新たにアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを使った遺伝子治療SP-101の第1/2相臨床試験を米国で開始したことが示された。嚢胞性線維症(CF)を対象として開発する。
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SCARDA、ワクチンの新規モダリティ研究で異分野の参入を促す公募を開始
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-16 7:00)
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日本医療研究開発機構(AMED)の先進的研究開発戦略センター(SCARDA、スカーダ)が、ワクチン・新規モダリティ研究開発事業で、新たな公募枠を設けた。情報学や化学分野など、様々な異分野の研究者の参画を促す狙い。現在公募中の課題は2023年5月末が締め切りだが、秋ごろにも追加の公募を予定しているという。
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杏林製薬、サスメドと共同開発のDTxは耳鳴を適応症に
from 日経バイオテクONLINE
(2023-5-16 7:00)
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杏林製薬は2023年5月12日、2023年3月期通期の決算説明会を開催した。過活動膀胱治療薬「ベオーバ」(ビベグロン)やアレルギー性疾患治療薬「デザレックス」(デスロラタジン)の売り上げが伸長したことなどにより、2023年3月期は増収増益となった。説明会では、サスメドと共同開発を進めている治療用アプリ(開発番号:KRP-DT123)について、耳鳴を適応症として2024年3月期中に特定臨床研究が開始される見込みだと明かされた。
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