シンプロジェンとVC Gene Therapy、網膜変性疾患の遺伝子治療のプロセス開発で協業
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-16 7:00)
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DNA合成技術を生かし、細胞による物質生産や遺伝子治療のための技術開発を手掛けるシンプロジェン(神戸市、山本一彦代表取締役社長兼CEO)と、網膜変性疾患に対する遺伝子治療の開発を手掛けるVC Gene Therapy(神戸市、?橋政代代表取締役社長)が、協業を進めている。両社は2023年2月15日、共同で記者会見を開き、事業の内容について説明した。
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そーせいグループ、GLP-1作動薬の第2相試験開始などでマイルストーン収入増
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-16 7:00)
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そーせいグループは2023年2月14日、2022年12月期の決算説明会を開いた。売上収益は155億6900万円(前年同期比12.1%減)で、営業利益は34億3600万円(同9.0%減)。研究開発費は前年同期から15億2300万円増え、74億5400万円となった。2023年12月期の業績予想については、合理的な算定が難しいとして開示しなかった。マイルストーン収入が増えた一方、前年に多額の契約一時金収入があったこととの差で減収減益となった。
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羊土社のライフサイエンス最新トレンド、実験の自動化に関する基礎知識
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-16 7:00)
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マニュアルで実施していた実験を機械化*1する場合には、装置(デバイス)の原理や特徴を理解し、そのデータを再現できるような装置(デバイス)を選択する。自動化*1する際に気を付けなければならないことは、構成する装置(デバイス)がたとえ機械化できたとしても、自動化に不向き、例えば設置するスペースの問題、搬送系でアクセスできないなどの主機能以外の問題がある点である。また、メンテナンスの頻度やエラーを起こす頻度が高いなど、システムを止めるような装置(デバイス)は避けるべきである。
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ペプチドリーム、2023年12月期は売上高300億円を予想
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-16 7:00)
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ペプチドリームは2023年2月15日、2022年12月期の決算説明会を開催した。富士フイルム富山化学から買収を完了した放射性医薬品事業のPDRファーマの売上高が加わったこともあり、連結売上高は268億円、営業利益は89億円で着地した。金城聖文副社長は、2022年12月に米Merck社および米Eli Lilly社と、ペプチド薬物複合体(PDC)に関する大型の契約を相次いで締結したことも踏まえ、「素晴らしい1年だった」と振り返った。2023年12月期の業績予想としては、売上高300億円、営業利益63億円を見込んでいる。
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Muse細胞を三菱ケミカルが開発中止、発見者の東北大・出澤教授は治験データに疑義
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-15 7:00)
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三菱ケミカルグループは2023年2月14日、東北大学発の多能性幹細胞「Muse細胞」を使った再生医療等製品(CL2020)の開発中止を発表した。一方、Muse細胞を発見した、東北大学大学院医学系研究科細胞組織学分野の出澤真理教授は同日、東京都内で記者会見を開催。三菱ケミカルグループ側が提示したという治験データに疑義を唱え、権利の返還と併せて治験データの精査を求めた。
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モダリス、タウオパチー向けMDL-104はADとFTDを対象に開発する方針
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-15 7:00)
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モダリスは2023年2月14日、2022年12月期の決算説明会を開催し、事業の進捗について説明した。最も注力している自社開発パイプラインのMDL-101について、2023年3月末〜4月初旬に米食品医薬品局(FDA)とプレIND(臨床試験実施申請)ミーティングを実施する予定であることを明かし、速やかに臨床試験へ進めていきたい考えを示した。また、次点の自社開発パイプラインでタウオパチー向けのMDL-104については、アルツハイマー型認知症(AD)と前頭側頭型認知症(FTD)を対象疾患に選定したことを報告した。
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Co-LABO MAKER、企業研究者向けのレンタルラボを初月無料で提供
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-15 7:00)
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Co-LABO MAKER(コラボメーカー、仙台市)は2023年2月13日、実験設備や機器を貸し出すサービス「ラボシェア」について、初月無料で利用できるキャンペーンの募集を開始した。同社の古谷優貴代表取締役は、「アジャイル(俊敏)な実験をしたい研究者にベストな選択肢を提供する」と狙いを説明している。
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厚労省、J-TECの表皮細胞シート「ジャスミン」を承認了承
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-15 7:00)
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厚生労働省は2023年2月13日、薬事・食品衛生審議会再生医療等製品・生物由来技術部会を開いた。白斑治療用細胞シートの「ジャスミン」、水疱性角膜症用細胞治療の「ビズノバ」を承認了承した。ほか、ブリストル・マイヤーズスクイブの濾胞性リンパ腫向けCAR-T療法の「ブレヤンジ」について、今後適応拡大を目指す疾患に対して希少疾病用再生医療等製品に指定することを了承した。
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英Evonetix社、半導体ベースのDNA合成技術の商用化へシリーズBで71億円調達
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-15 7:00)
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半導体チップを用いた独自のDNA合成技術を開発している英Evonetix社は2023年2月7日、米Foresite Capital社が主導したシリーズBの追加調達で目標額を超える2400万ドル(約31億円)を獲得したと発表し、シリーズBで調達した資金の総額は5400万ドル(約71億円)を超えた。プラットフォームの向上と商用規模への拡張に向けて資金を活用するとしている。
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Heartseed、他家iPS心筋球の治験で1例目に移植、経過は順調
from 日経バイオテクONLINE
(2023-2-15 7:00)
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他家iPS細胞由来心筋球(開発番号:HS-001)の開発を進めるHeartseed(東京・新宿、福田恵一代表取締役社長)は、2023年2月10日に行われた記者会見で、HS-001のヒトに対する初の移植を実施したと発表した。今回の移植は、虚血性心疾患に伴う重症心不全を対象とした企業主導の国内第1/2相臨床試験(LAPiS試験)の1例目として行われたもの。患者の経過はおおむね順調であり、同社は引き続き、2例目の移植に進むとしている。
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