JCRファーマ、10期連続増収、売上高利益とも2期連続過去最高
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-26 7:00)
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JCRファーマは2022年5月12日に2022年3月期の決算を発表し、16日に説明会を開催した。2022年3月期の業績は、10期連続の増収となった。売上高は前年同期比69.8%増の510億8200万円、営業利益は同141.1%増の199億3300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同110.5%増の145億700万円で、いずれも過去最高となった。
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JSR、CDMO事業、CRO事業とも市場を上回って成長へ
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-26 7:00)
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JSRは2022年5月24日に経営方針説明会を開催。祖業であるエラストマー事業を譲渡し、デジタルソリューション(DS)事業とライフサイエンス(LS)事業に焦点を当てて事業構造改革を進めており、Eric Johnson CEOは「2024年度にROE10%以上、コア営業利益率を20%にする」という中期経営方針の目標実現に自信を見せた。特に2021年度は、9月に半導体事業でEUV(極端紫外線)リソグラフィ用メタル系フォトレジストの設計・開発・製造技術を持つ米Inpria社を買収したことで競争力を高めたことを強くアピールした。一方、LS事業は2021年度減益となったが、今後はコア営業利益が拡大していくとの見通しを示した。
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IQVIAジャパン、2021年度は中外製薬が国内売上高で初のトップに
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-26 7:00)
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IQVIAジャパンは2022年5月24日、2021年度(2021年4月から2022年3月まで)の日本医療用医薬品市場(薬価ベース)を「IQVIA ジャパン トップライン市場データ」として発表した。市場は前年同期比3.3%増の10兆6887億1000万円と報告された。企業別の売上高では、中外製薬が武田薬品工業を抜いて、初のトップに立った。
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ニプロの2022年3月期は増収減益、COVID-19ワクチン用バイアルの売れ行きが好調
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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ニプロは2022年5月18日、2022年3月期の決算説明会を開催した。受診控えによる需要の低下が落ち着いたことや、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種用の注射針、シリンジなどの注射関連製品、ワクチン用途の医薬用容器の販売が順調に推移したことから、売上高は前年同期よりも8.6%増の4947億8900万円となった。一方で営業利益は、COVID-19の影響による海外工場の操業停止や、原油価格の高騰による石油由来の原材料・コストの高騰、海上輸送のコンテナ費の高騰などにより、同13.6%減の238億8200万円だった。また、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.3%減の134億5500万円となった。
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新型コロナ、変異亜系統の登場で見直し迫られる中和抗体、日本での対応は?
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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世界では、感染力の強い新型コロナウイルス(SARS- CoV-2)の変異株であるオミクロン株(B.1.1.529系統)やその亜系統の変異株(BA.1系統、BA.1.1系統、BA.2系統)が次々と登場し、順次置き換わっている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を対象に、国内では中外製薬の「ロナプリーブ」(カシリビマブおよびイムデビマブ)とグラクソ・スミスクラインの「ゼビュディ」(ソトロビマブ)という2品目の中和抗体が特例承認されているが、抗原性が変化した変異株に対して、これらの中和抗体では増殖を抑えられない事態になっている。
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主要バイオ特許の登録情報、2022年5月11日〜5月17日発行分(登録番号・発明の名称・出願人・要約)
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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一般社団法人発明推進協会が発行する「特許公報」2022年5月11日〜5月17日発行分より、バイオ関連と判断できる主な特許の登録情報を以下に掲載します。
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業界こぼれ話、ESGの夢を追いかけるエーザイCFO
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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エーザイは2022年5月17日、専務執行役でチーフフィナンシャルオフィサー(CFO)を務める柳良平氏が6月に開催する取締役会の決定をもって退任すると発表した。
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米AbbVie社、精密免疫療法の米Cugene社と63億円で自己免疫疾患治療薬のオプション契約
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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米AbbVie社は2022年5月16日、自己免疫疾患やがんに特化した精密免疫療法を開発している米Cugene社と、ライセンスに関するオプション契約を締結したと発表した。Cugene社が第1相臨床試験まで進めている、自己免疫疾患に対するIL-2ムテイン(変異蛋白質)のリード開発品(CUG252)をはじめ、同社がサイトカインベースの遺伝子工学技術により創出したIL-2ムテイン系の開発品について、全世界的な独占権を保有するためのオプション権を取得した。
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医療機器・体外診断薬部会、はがれた血栓を回収するカテーテルを承認了承
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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厚生労働省は2022年5月23日、医療機器・体外診断薬部会を開催し、米Silk Road Medical社のカテーテルについて医療機器として承認することを了承した。承認了承されたのは「ENROUTE 経頚動脈ニューロプロテクションシステム」で、一般的名称は中心循環系塞栓捕捉用カテーテル。国内での製造販売はヴォーパル・テクノロジーズ(東京・中央、Robert E. Claar Founder, Advisor)が担う。
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米Kriya社がシリーズCで345億円を調達、遺伝子治療の開発を加速
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-25 7:00)
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眼科疾患、がん、希少疾患、慢性疾患に対する遺伝子治療の開発に取り組む米Kriya Therapeutics社は2022年5月16日、シリーズCで2億7000万ドル(約345億円)を調達したと発表した。獲得した資金は、パイプラインの開発の促進と、エンジニアリング、製造、およびコンピュテーショナルプラットフォームの規模の拡大などに用いられる見込みだ。
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