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広島大や徳島大など、ALSの新規バイオマーカーを発見
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-24 7:00)
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広島大学と徳島大学の研究チームは2022年5月23日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を、筋肉生検で診断するバイオマーカーを発見したと発表した。ALSでは従来、脳や脊髄でしか病理的な変化が見つかっておらず、生検ができないため迅速な診断が難しかった。研究チームは今回、筋肉でALS特有の蛋白質蓄積が起こることを見つけ、これをバイオマーカーに診断を下す手法を確立したという。論文は2022年5月24日、JAMA Neurology誌に掲載された。
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福岡大、bFGF製剤で膵島移植時の拒絶反応防止に成功
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-24 7:00)
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福岡大学の安波洋一名誉教授らは、免疫拒絶反応を抑えて膵島細胞移植手術を行う新たな手法を開発したと発表した。皮下脂肪組織内へ移植を行い、移植部位に前もって褥瘡(じょくそう)や皮膚潰瘍の治療薬であるbFGF製剤を投与しておくことで、拒絶反応を抑えられるという。免疫抑制剤を使わずに済む手法のため、これまで同剤を使えず移植が受けられなかった患者にとって新たな治療法となるかもしれない。論文は2022年5月24日、米国糖尿病学会誌『Diabetes』に掲載された。
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米Caribou社、ゲノム編集CAR-Tの第1相でNHL患者5例全例に奏効
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-24 7:00)
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米Caribou Biosciences社は2022年5月12日、PD-1ノックアウトのゲノム編集を施したキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法の臨床開発品であるCB-010の、第1相試験(ANTLER試験)の中間解析結果を発表した。再発/難治性B細胞性非ホジキンリンパ腫(r/r B-NHL)患者の5例中5例が奏効し、うち4例は完全寛解した。主要評価項目の用量制限毒性(DLT)は、1例に認められた免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群(ICANS)だった。
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科研製薬、今後10年間で2000億円を研究開発に投資
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-24 7:00)
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科研製薬は2022年5月12日、2022年3月期の決算と、2023年3月期から10年間の「長期経営計画 2031」についての説明会を開催した。堀内裕之代表取締役社長は「パイプラインの拡充を最重要課題と捉えて、研究開発への積極的な投資を進める」とコメントし、今後10年間で2000億円を、シーズ探索や共同研究、M&Aの推進などに投資すると明かした。さらに、再生医療やデジタルヘルスなど新規の分野への参入に意欲を示した。
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イベント参加レポート【さつき会プレゼンツ】大企業の社長さんとカジュアルに話をしてみよう@丸の内
from さつき会〜東京大学女子ネットワーク・コミュニティ〜
(2022-5-23 22:33)
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今回は「【さつき会プレゼンツ】大企業の社長さんとカジュアルに話をしてみよう@丸の内」と題し、明治安田生命保険相互会社代表取締役社長・グループCEOの永島英器さん(1986年法学部卒)、明治安田損害保険株式会社代表取締役副社長執行役員の森本律子さん(1987年法学部卒)をお招きして、生きることや働くことについて貴重なお話を伺いました。 当日は現役学生を含む約20名にご参加いただき、和気藹々とした会になりました。
永島さんご講演の様子
〇講演の様子
?永島さんご講演「生きるとか働くとか幸せとか・・・」 まず、永島さんのこれまで歩んで来られたキャリアとその中での貴重な体験についてお話しいただき、それから人間の存在や幸せとはどういうことか、という深いテーマを語っていただきました。 その中で、「もし仮に幸せの総量を測れるとすれば、それは一生のうちに流した感謝・感動の涙の量かもしれない」と仰っていたことが印象に残りました。
?永島さん+森本さん対談 就職活動や、民間企業内での女性のキャリア形成といったテーマについて、事前に寄せられた質問への回答をベースにお二人のトークセッションをしていただきまし ...
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米Rallybio社、Sanofi社から臨床前の抗マトリプターゼ-2抗体を導入
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-23 7:00)
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米Rallybio社は2022年5月10日、フランスSanofi社が保有する、マトリプターゼ-2(MTP-2)を阻害する完全ヒト・モノクローナル抗体のKY1066について、世界的な独占的権利を取得したと発表した。Rallybio社は重症貧血を対象に前臨床開発を推進する計画だ。
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特集◎がんのスプライシング異常を狙え、エーザイ大和氏、スプライシング制御薬のがん免疫療法への展開は「
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-23 7:00)
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エーザイは、がんのスプライシング異常に着目した新薬候補の開発を手掛けた経験を持つ、数少ない製薬企業の1社だ。同社がかつて見いだした抗腫瘍活性を持つ化合物で、スプライシング因子に作用する、プラジエノライドなどを起源とした化合物ライブラリーを構築するなど、研究子会社の米H3 Biomedicine社では、スプライシング・プラットフォームを基盤とする創薬を進めてきた。2022年3月7日、エーザイのオンコロジービジネスグループ プレジデント兼チーフディスカバリーオフィサー兼日本・アジアメディカル担当である大和隆志常務執行役が、本誌の取材に応じた。
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韓国LOTTE社がCDMO事業、BMS社の生物製剤製造施設を買収
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-23 7:00)
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韓国LOTTE社と米Bristol Myers Squibb社(BMS社)は2022年5月13日、BMS社が米国ニューヨーク州に保有する生物製剤製造施設をLOTTE社が購入することに合意したと発表した。買収金額は1億6000万ドル(約206億円)と報じられている。LOTTE社は本施設をCDMO事業の北米センターとして位置づける。また今後の成長を目的として、LOTTE社は本施設に対する多額の投資を計画している。
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小崎J太郎のカジュアルバイオ、日本のがんゲノム医療(3)耐性化克服の最終兵器は何か?
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-23 7:00)
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他のがん同様、脳腫瘍の治療にも分子標的治療薬はやってきた。そしてやはり耐性化という課題に直面している。横浜市立大学大学院生命医科学創薬再生科学研究室の立石健祐(けんすけ)准教授は、患者由来細胞株とヒト由来腫瘍モデルマウスを詳細に検討し、ある結論に到達した。
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Novo社、週1回型基礎インスリンに加え、経口インスリン・細胞医薬にも展開
from 日経バイオテクONLINE
(2022-5-23 7:00)
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デンマークNovo Nordisk社は2022年5月18日、インターナショナルプレスブリーフィングをオンラインで開催し、研究開発状況などについて解説した。世界20カ国以上、100人を超える報道関係者が参加し、同社に対する関心の高さがうかがえた。
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