ロングインタビュー、日本人ベンチャーキャピタリストの草分け、金子恭規氏に聞く(3)
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-19 7:00)
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ベンチャーキャピタルの米Skyline Venturesの共同創設者であり、マネージングディレクターを務めた金子恭規氏によるロングインタビューの3回目。米Genentech社をやめた後、米サンディエゴのISIS Pharmaceuticals社やTularik社を経て、Skyline Venturesを創設する。米ベンチャー業界での人脈作りや、ベンチャーキャピタリストとしての物の見方、考え方を語ってもらった。
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Novartis社とMolecular社、新型コロナに対する抗ウイルス薬の第3相試験へ
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-19 7:00)
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スイスNorvatis社とスイスMolecular Partners(Molecular)社は、2021年3月15日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する抗ウイルス薬として開発中のensovibep(MP0420)について、米国立衛生研空所(NIH)のAccelerating COVID-19 Therapeutic Interventions and Vaccines(ACTIV)プログラムの一部である、国際的な第3相のランダム化比較試験(ACTIV-3試験)で検討される治療薬候補に含まれる予定であると発表した。
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サンバイオ、開発遅延のSB623は2021年中盤以降に申請か
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-19 7:00)
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細胞医薬の開発を手掛けるサンバイオは2021年3月18日、オンラインで2021年1月期の決算説明会を開催した。慢性期外傷性脳損傷(TBI)を対象に開発中のSB623について、国内承認申請の時期が当初計画より1年以上遅延していることに関して、アナリストや報道関係者から質問が相次いだ。しかし遅延の具体的な理由、申請手続きの見通しなどは「当局との協議事項であるため非開示」として、一切明かされなかった。一部のアナリストは、2021年中盤あるいはそれ以降の承認申請がなされるとの予測を公表している。
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ベルギーAgomAb Therapeutics社がシリーズBで7400万ドルを調達
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-19 7:00)
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ベルギーAgomAb Therapeutics社は2021年3月10日、シリーズBで7400万ドル(約81億円)を調達したと発表した。同社は特異性の高いモノクローナル抗体を用いて再生経路を調節し、炎症性疾患、代謝性疾患、線維症によって損傷した臓器や組織の修復と機能の回復を目指す。
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米Vertex社、1型糖尿病に対するヒト幹細胞由来膵島細胞療法がファストトラックに指定
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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米Vertex Pharmaceuticals社は2021年3月10日、米食品医薬品局(FDA)からヒト幹細胞由来膵島細胞療法であるVX-880がファストトラック指定を得たと発表した。また、低血糖状態を自覚できないために重症低血糖リスクが高い1型糖尿病患者に、VX-880を適用する臨床試験を開始したことを明らかにした。
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ゲノムデータ検索システムCANNDs、4月からテスト稼働開始
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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政府のゲノム医療協議会(議長=和泉洋人・内閣官房健康・医療戦略室長)は2021年3月16日、ゲノム情報と臨床情報を民間企業などが利用しやすくするためのデータ検索システム「CANNDs」の実施計画などを含めた、ゲノムデータ基盤の構築に向けたロードマップを決定した。2021年4月からCANNDsのテスト稼働を行い、2022年4月の本格稼働に向けて最終調整を行う。
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大塚製薬、うつ病治療薬アールケタミンを米Perception社から導入
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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大塚製薬は2021年3月16日、米Perception Neuroscience社が治療抵抗性うつ病治療薬として開発中のアールケタミン(開発番号:PCN-101)について、日本国内における独占的開発販売権をPerception社から取得するライセンス契約を締結したと発表した。アールケタミンの研究は千葉大学社会精神保健教育研究センターの橋本謙二教授(病態解析研究部門)が進めていたもので、Perception社に導出されていた。今回の契約でアールケタミンは里帰りすることになった。
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単独インタビュー、尾身会長に聞く(2)「一番必要なのは重症化を防ぐ軽症者向けの治療薬」
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(地域医療機能推進機構(JCHO)理事長)は、2021年3月8日、本誌の取材に応じた。その中で尾身会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の今後の見通しを述べたほか、治療や診断のために求められる研究開発について自身の見解を述べた(聞き手は久保田文)。
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文科省、AMEDやJSTの新たな研究開発目標を決定
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-18 7:00)
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文部科学省は、2021年度の日本医療研究開発機構(AMED)革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)の研究開発目標と、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST、さきがけ、ACT-X)の戦略目標を決定した。全体で8つの目標が設定され、バイオ関連としてはAMEDの「感染症創薬科学の新潮流」、AMEDとJST共通の「ヒトのマルチセンシングネットワークの統合的理解と制御機構の解明」、JSTの「バイオDXによる科学的発見の追究」といった3つの目標が盛り込まれた。4月中旬に研究テーマを公募して、6月以降に課題を選定、10月に研究を開始する予定だ。
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単独インタビュー、尾身会長に聞く(1)「東京など首都圏にはクラスターの起点が見えない難しさ」
from 日経バイオテクONLINE
(2021-3-17 7:00)
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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は2021年3月8日、本誌(日経バイオテク)の取材に応じた。その中で尾身会長は、首都圏で緊急事態宣言が延長されている背景に、東京などではクラスターの起点が見えにくいことや隠れた感染源が疑われることなど、他の地域に比べて感染がリバウンドしやすい特殊性があると指摘した(聞き手は久保田文)。
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