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さきがけ”なでしこ”キャンペーン
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最終更新日 2006-5-15 11:27
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カテゴリ
研究業績
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説明
さきがけ”なでしこ”キャンペーンに寄稿しました。 なぜ神経に着目するのか、という研究のモチベーションについて書きましたので ここに掲載します。(2006年5月現在)
大武 美保子(東京大学 総括プロジェクト機構領域創成・学術統合化プロジェクト研究部門 講師) 「シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築」領域研究者 課題名:神経系の双方向マルチスケールシミュレータの開発 私は、入力が内部状態に埋め込まれていく、自然界の可塑性に興味があります。これまでに、一般に人工筋肉と呼ばれる機能性高分子や、生体の筋肉を対象に研究を行ってきました。生体で一番可塑性が高いのは神経、二番目に筋肉と知り、「これからは神経だ」と確信しました。さきがけに応募したのは、独自の着想をもとに研究プロジェクトを舵取りしたいと考えたためです。さきがけでは、身体運動の情報を処理する神経系を中心に、解剖学、生理学に基づいてモデリングし、ミクロからマクロまでの神経系の状態をシミュレーションする技術を開発しています。さきがけに参加すると、年に数回、領域発表会が開催され、そこで研究発表を行い、研究総括、領域アドバイザー、JSTの方、先輩研究者とディスカッションしたり、アドバイスを頂いたりすることができます。また、困った時には相談に乗って下さいます。さきがけ三年間に、やがて大河、そして大海原になる未来の研究の源流となる泉を生み出していきたいと思います。
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